飯尾彰浩は飯尾醸造五代目で学歴や（酢）もともろみに「純米富士酢プレミアム」

今回は5月9日に放送されるカンブリア宮殿で取り上げられる

飯尾醸造・五代目当主「飯尾彰浩」さんの米酢造りにかける取り組みを紹介します。

どうぞゆっくりしてもらえたら嬉しいです。

画像出典：iio-jozo.com

中央左が「四代目」【飯尾毅氏】、その隣に「五代目」【当主飯尾彰浩】さん

出生名	飯尾彰浩（いいおあきひろ）
出生地	京都府宮津
生誕年	1975年（昭和50年）
学歴	2000年3月：東京農業大学大学院修士課程修了
職歴	2000年4月：東京コカコーラボトリング 2004年11月株式会社飯尾醸造入社
現在	2012年五代目当主に就任

飯尾醸造五代目「飯尾彰浩」
家業に戻って【過去最低】の売り上げを記録！
古式「静置発酵」（酢）もともろみに「純米・富士酢プレミアム」
世界シャリサミット開催
飯尾彰浩は飯尾醸造五代目で学歴や（酢）もともろみに「純米富士酢プレミアム」【まとめ】
1. 関連

飯尾醸造五代目「飯尾彰浩」

飯尾醸造五代目当主飯尾彰浩さんは「東京農業大学大学院修士課程修了」後

コカコーラボトリングに就職してます。

「将来的には家業」を継ぐ事が決まっているため中々就職活動には

苦労したそうです。

それでも「コカコーラボトリング」に就職する事が出来、その時の経験が

現在の飯尾醸造に生かされていると言います。

当時の上司の口癖「全体最適」自分の目先だけの幸せを考えず「中・長期的な」

視線に立って「全体が良くなる事を意識せよ」この教えが根本にあると。

四代目が挑戦した農法、

安全な原料を確保しつつも農家の負担を減らしたいと強く思い20年余り試した

農法は六種類にも及びます、その中で黒く色付けされた紙を敷ながら田植えを

する再生紙黒マルチ農法に落ち着きました。

しかし黒い紙を敷きながらの田植えなので特殊な田植機と機材が必要になる

それも飯尾醸造で負担するかたちで農家にお願いして作付けしてもたった、

出来上がった米を買い取る価格も非常に高く設定している。

家業に戻って【過去最低】の売り上げを記録！

家業に戻り先ず（OME）商品の製造を廃止することを提案する、

OEM商品とは大手の問屋からの依頼で安価なお酢を造る事ですが、

せっかく「苦労して造ったのに」よそのおべべを着せて出すのは嫌だと

その為3億あった売り上げが2.7億迄下がりました。

OEMを断った為「純米富士酢の」取引を減らされたのです。

それから18年たった今は売り上げは「4億円」までになりました。

古式「静置発酵」（酢）もともろみに「純米・富士酢プレミアム」

画像出典：iio-jozo.com

毎年冬に約100日間泊まり込みで杜氏による

「もともろみ」造りの仕込みが始まる、

自社でもともろみを造る酒蔵がある所は今となっては珍しい、

米から麹を造り「酒を仕込み」それで「お酢を造る」

大変な手間暇掛けて造られる。

始めに造られた（もともろみ）にはアミノ酸がたっぷり含まれている

これがこの後お酢の風味を美味しくする。

【古式静置発酵】

酢もともろみ（酒）をお酢に発酵させる。

タンクの表面だけで酢酸菌が自然発酵して行くのを待つ製法、

発酵だけで約100日掛るがアミノ酸が飛ばずまろやかな味になる。

多くのメーカーでは8時間～長くても数日で終わる速醸の「全面発酵」法を

採用している人工的に空気を送り発酵を促進させる製法で造られている。

「純米・富士酢プレミアム」

京都、宮津で創業は明治26年（130年）当時と変わらず

若狭湾に面した町日本三景「天橋立」がある町で造られているのが

純米・富士酢プレミアム、

「400」社余りある日本の食酢メーカーの内自社製造

施設を持つのは1/3以下更に（もともろみ）造りをする酒蔵まで持っている

のは殆どない、米作りから手掛けるメーカーは（飯尾醸造）のみ！

純米富士酢は米と水だけで造られている。（酢1ℓにつき200ｸﾞﾗﾑ）これは

JAS規格の5倍、「米だけで造るには最低」あ120ｸﾞﾗﾑ（此に満たない物は）

醸造用アルコール他各種穀類で補っている。

※JAS規格は戦後の混乱の中で模造品が横行していた頃に定められた。

純米富士酢と一般的な米酢の酢酸、（一般的な米酢では99％）（純米富士酢で86％）

「不揮発酸の乳酸、コハク酸、リンゴ酸など穏やかな酸が多いのが特徴

ツンとせず「酢は飛びづらいので」酢飯にすると美味しさの長持ちを実感出来る。

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世界シャリサミット開催

世界シャリサミット

2018年～宮津で年1回開催される、毎年ミシュランガイドの星を持ってる方

も含めて4～50人、毎年抽選になっている。

自宅で手巻き寿司パーティーをしている時にひらめいた事で、

手巻き寿司パーティーは楽しいよと言うほうが良いかもと「手巻きキング」

と名乗って全国行脚！

酢飯をとうして販売に繋がればいいとの考えから始めたのがきっかけ。

2017年「富士・手巻き寿司酢」を発売そんな時宮津まで訪ねて来た一人の

寿司職人がいる、何とプロの方から「アドバイス」を求められた？

その方の好みを聞いて三種類のシャリを造ってみた、その中から気に入った

シャリのレシピを渡す。

後日レシピを渡した方から連絡が入り「シャリが旨く」なりましたと！

それがきっかけと成り。

世界シャリサミット開催される。

毎回開催で200万程の持ち出しがあるのだがそれは投資と割り切っている。

実際、【赤酢プレミアム】の生産量が上限に達してしまい新規取引は

終了としている。